2002年6月9日日曜日

蒜山サイクルMTBレポート

2002年6月9日に岡山県真庭郡川上村で開かれた,
蒜山サイクルMTBのレポートが残っていたのでコピペ。
このごろはスペシャのM4を駆ってレースによく出ていた。
岡山はMTBの草レースが多くて非常に恵まれていた。

===以下当時のレポート===
 17kmの長丁場を争うレース。県内外から大勢(200人以上)が参戦した。朝6:30ごろに岡山を出発し,岡山県の北の端の蒜山まで移動。今回は周回コースではないために駐車場からスタート地点まで結構な距離があり,ゆっくり移動した。結構平地のコースだと聞いていたのだが,とんでもなかった。林道には左右からクマザサが茂り,結構勾配のきつい上り坂(レースはそこを下る),砂利がごろごろしている結構嫌なコースだった。スタート地点につくまでに十分アップができてしまった。

 レースは申し込みのゼッケン番号ごとに20人ずつ分けられ,3分おきに出発する方式になっていて,自分の番号が200番近くだったので,結構後ろの方からのスタートとなった。いつものように緊張しながらスタート地点に並び,スタート。スタート直後にいきなり急勾配の登り(コンクリート)があったが,とりあえず前の人をつつかないように慎重に5番目ぐらいでパス。そこから林道の入り口までアスファルトの平地があったので,40km/hぐらいでどんどん抜いていき,2位まで上がった。グループの1位は結構最初の登りから逃げていたので,20mぐらい後ろを追走。そしてクマザサが茂っている地点で嫌がっていたようなのでこちらは気にせずに腕にいろんな植物を当てながら突っ込み,グループ1位で最初の下りをパスした。

 県道を横切り,鳥取大学の演習林の林道の登りへ。例のごとく失速し,早速抜かれた(苦笑)。しばらくするとグループのもう一人が上がってきて簡単に抜かれた。恩原のときもそうだったのだが,砂利道の登りが本当に弱い。泣きそうなぐらいに弱い。根性がないというか脚力不足というか・・・。体重が重いこともあるし,普段の練習で本当に自分が追い込めているのか,非常に考えさせられた。勝つためには練習の姿勢を見直さなければならない。とはいっても,その後抜かれたのは総合優勝しためちゃくちゃ速い人だけで,抜きもしなかったが抜かれもせずにゼェゼェ言いながら登りを終えた(7km地点)。

 ここからは砂利道の下りで,ここからが本領発揮だった。恩原の後から重いギヤでガシガシ踏む練習を積んでいたので,40km/hぐらいでどんどん攻めて前から落ちてきた人を抜きまくった(もっとも先にスタートして速い人はずっと先を走っているのだが)。林道を抜け,アスファルトの平地に入ると,40km/hぐらいで飛ばし,じわじわ抜いていった。しばらくするとキャメルバッグを背負ったなんか見たことある人がいるなぁと思ったら3分前に出発したなかやまの店長だった。軽く挨拶を交わし,追い抜いた。しかし,高速区間が終わるとまた抜かれ,その後また追い抜き,並走,抜きつ抜かれつを繰り返したのち,「がんばって~」と店長は下がっていった。並走しているときにラストスパートでキツい場所だったにもかかわらず「あと3kmもありますね」とかいらんこと話し掛けてどうもすみませんでしたm(_ _)m。

 しばらくすると先にゴールした選手が見え始めた。最後の急勾配の登りがやってきたがもう余力はなかった(乳酸が脚を支配していた)ので,スパートをかけることはできなかった。ヒィヒィいいながら10km/h以下という鈍速で坂を登り,ゴールした。46分59秒。レース中タイムはまったく見ていなかったが,やはり登りの遅さが響き,目標の45分は達成できなかった。昨年同じタイムなら25位に相当するが,あと1分縮めていれば目標の20位以内を達成できただけに悔いが残るレースだった。閉会式の前に貼りだされたリザルトで一般クラス28位と出ていた。

 レース後は蒜山ジャージー乳のシェイクや蒜山おこわなどを堪能。帰路についた。次は1か月後の7月7日に三瓶山のJシリーズ未登録クラスに出走するが,プロも走る本気のコースなので,今日みたいに登りでゼェゼェ言ってる場合ではない。テクニックも全然足りない。あと1か月,本気で練習しないといけない (でも,いそがしいし,暑い日のビールはおいしいんだよなぁ・・・)。

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